シャンプー前に髪をとかすとよいと聞いても、毎回ブラッシングが必要なのか、何回とかせばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
洗髪前のブラッシングの主な目的は、髪の絡まりをほどき、濡れたときの摩擦や引っかかりを減らすことです。回数を競うケアではありません。髪が絡まっていなければ、手ぐしだけで十分な日もあります。
シャンプー前にブラッシングする目的
花王のヘアケア情報では、髪を濡らす前に手ぐしや目の粗いくし・ブラシで絡まりをとくことが紹介されています。髪表面が傷んでいると濡れたときにさらに絡まりやすく、洗髪中のこすれにつながるためです。
一方で、「100回ブラッシングすれば髪によい」という一律の目安は、現在のように洗髪頻度が高い生活にはそのまま当てはまりません。必要な場所を、必要な分だけやさしくほどくことが基本です。
毎回必要とは限らない
短い髪や絡まりのない日は、指が毛先まで無理なく通るか確認し、問題がなければ省略して構いません。ロングヘア、細く絡まりやすい髪、風の強い日に外出した後などは、予洗い前に絡まりをほどくと洗いやすくなります。
整髪料で髪が固まっている場合、乾いた状態で無理にブラシを通すと引っ張りが強くなります。製品表示に従い、ぬるま湯で少しずつすすぎながら手ぐしでほどきましょう。
髪を傷めにくいブラッシングの4ステップ
- 髪と頭皮の状態を確認する:乾いた髪に、強い絡まりや頭皮の赤み・傷がないか見ます。
- 毛先から始める:髪の中間を片手で支え、毛先のもつれを小さな幅でほどきます。
- 中間から根元へ進む:毛先が通るようになってから、少しずつ上の部分をとかします。
- 全体を一度整える:根元から毛先まで抵抗なく通ったら終えます。回数を増やす必要はありません。
引っかかったときは力で通さず、ブラシを外して髪の束を小さく分けます。ブラッシング後は「頭皮と髪をやさしく洗う温度の目安」を参考に、ぬるま湯を頭皮まで行き渡らせてください。
ブラシ・くしの選び方
- 目が粗い:髪を一度に強く引っ張りにくく、絡まりをほどきやすい形です。
- 毛先が丸い:頭皮へ触れる場合は、先端が鋭くないものを選びます。
- 清潔に保てる:抜け毛やほこりを取り除き、素材に合った方法で手入れします。
頭皮を強くこする、同じ場所を何度も刺激する、濡れた髪へ目の細かいブラシを無理に通すことは避けましょう。頭皮に炎症、傷、強いかゆみがあるときはブラッシングを休み、症状が続く場合は皮膚科へ相談してください。
ブラッシング後の洗髪も摩擦を減らす
髪の絡まりをほどいても、予洗いが短い、泡が少ない、爪を立ててこするなどの洗い方では負担が増えます。頭皮まで十分に濡らし、シャンプーを手のひらへ広げてから全体へなじませ、指の腹で洗いましょう。
泡立ちが気になる方は「シャンプーが泡立たないのはなぜ?」、すすぎ方は「シャンプーのすすぎ残しを防ぐには?」も参考になります。
毎日の工程をシンプルにしたい方へ
NON SHAMPOOは、髪・頭皮・全身に使えるリンス不要の設計です。洗髪工程を増やしすぎず、一つひとつを丁寧にしたい方は、商品ページをご覧ください。
まとめ
シャンプー前のブラッシングは、髪の絡まりをほどくための準備です。毛先から少しずつ進め、抵抗なく通ったところで終えましょう。髪が絡まっていない日は手ぐしだけでも構いません。回数よりも、引っ張らず摩擦を増やさないことが大切です。