肩に白い粉が落ちる、洗ったばかりなのにフケが気になる。このようなとき、単純に『頭皮が乾燥しているから』と考えてよいのでしょうか。
フケには、乾いた細かなものだけでなく、皮脂と混ざって油っぽく見えるものもあります。この記事では、フケが出る仕組みと見た目の違い、自宅で見直せるケア、皮膚科へ相談したい症状を解説します。
フケとは、頭皮の角層が目に見えてはがれたもの
皮膚の表面にある角層は、通常も少しずつはがれ落ちています。炎症などによって頭皮の状態が乱れ、生まれ変わりの周期が早くなると、角層がまとまってはがれ、目に見えるフケになります。
フケは汚れだけで起こるものではありません。洗い方、皮脂、乾燥、汗、整髪料、体調、皮膚の病気など、複数の要因が関係することがあります。
乾いたフケと油っぽいフケの違い
細かく乾いたフケ
白く細かなフケがぱらぱら落ち、頭皮のつっぱりや乾燥感を伴う場合は、乾燥や洗いすぎ、熱いお湯、強い摩擦などの影響が考えられます。ただし、見た目だけで原因を断定することはできません。
湿って油っぽいフケ
黄色っぽく、皮脂と混ざって頭皮や髪に付着するフケは、皮脂量や洗髪頻度、洗い残しなどが関係することがあります。脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患でも油っぽいフケが見られるため、赤みや強いかゆみを伴う場合は皮膚科へ相談してください。
季節でも状態は変わる
花王の頭皮研究では、夏は皮脂分泌量が多い一方、冬は頭皮上に固体の皮脂が残りやすく、乾燥した気候も重なってフケやかさつきが起こりやすいと説明されています。季節に応じて洗髪方法や保湿を見直しましょう。
自宅で見直したい頭皮ケア
1.フケを落とそうと強くこすらない
爪を立てたり、硬いブラシでこすったりすると、頭皮を傷つけて炎症を悪化させる可能性があります。指の腹で頭皮に触れ、泡を行き渡らせるように洗いましょう。
2.頭皮まで濡らし、十分にすすぐ
髪をかき分けながら頭皮全体を濡らし、耳の上、後頭部、頭頂部などへシャンプーを広げます。すすぎでは、耳の後ろと襟足まで指を通し、ぬるつきが残らないことを確認してください。
頭皮のかゆみもある場合は、シャンプー後に頭皮がかゆいときの見直しポイントも参考になります。
3.熱すぎるお湯と熱風を避ける
熱いお湯や、頭皮の近くから当てる熱風は、乾燥や刺激につながります。心地よい温度のお湯で洗い、タオルで押さえるように水分を取ってから、ドライヤーを適度に離して乾かしましょう。
4.乾燥感がある場合は頭皮用保湿製品を検討する
乾燥による刺激を防ぐため、頭皮用の保湿ローションなどが役立つ場合があります。顔用や体用の製品を自己判断で流用せず、頭皮への使用が表示された製品を選び、使用方法に従ってください。
フケが気になるときのシャンプー選び
- 頭皮全体へ広げやすく、すすぎやすい
- 洗ったあとにつっぱりやヒリつきを感じにくい
- 自分の皮脂量や洗髪頻度に合った洗浄力がある
- 必要に応じて、フケ・かゆみを防ぐ医薬部外品も検討する
『低刺激』『アミノ酸系』などの言葉だけで決めず、使用後の頭皮状態を確認することが大切です。基本的な選び方は、敏感肌の方に低刺激なシャンプーのすすめでも紹介しています。
皮膚科を受診したい症状
次のような場合は、シャンプーだけで対応しようとせず、皮膚科などの医療機関へ相談しましょう。
- 赤み、腫れ、痛み、強いかゆみがある
- 湿ったフケやかさぶたが広がっている
- 顔、耳の周り、首などにも症状がある
- 抜け毛や毛の切れが増えた
- セルフケアを見直しても改善しない、繰り返す
原因によって必要な治療は異なります。自己判断で薬用シャンプーや外用薬を長期間使い続けないようにしてください。
NON SHAMPOOで頭皮をやさしく洗う
NON SHAMPOO(ノンシャンプー)は、ココイルメチルタウリンとトウモロコシ由来のアルキルグルコシドを洗浄成分として配合。弱酸性で、ノンシリコン・ノンパラベン・ノンサルフェートの設計です。
フケには皮膚疾患が関係することもあり、シャンプーだけで治療できるものではありません。症状が強いときや頭皮に異常があるときは使用を避け、医療機関へ相談してください。
よくある質問
Q.フケがあるときは毎日洗った方がよいですか?
A.適切な頻度は皮脂量、乾燥、活動量などで異なります。古い皮脂や汗を残さないことは大切ですが、洗ったあとにつっぱる場合は、頻度だけでなくお湯の温度、洗い方、使用量も見直しましょう。
Q.フケが出るのは不潔だからですか?
A.フケは頭皮の角層がまとまってはがれたもので、乾燥や炎症などでも起こります。清潔にしていても出ることがあるため、強く洗って落とそうとしないでください。
Q.フケを手ではがしてもよいですか?
A.無理にはがすと頭皮を傷つける可能性があります。泡でやさしく洗い、自然に落ちるものを流す程度にしましょう。
まとめ
フケは乾燥だけでなく、皮脂、炎症、洗い残し、皮膚疾患などでも起こります。乾いたフケか油っぽいフケかは見直しの手がかりになりますが、見た目だけで原因を断定することはできません。やさしく洗って十分にすすぎ、強い症状や長引く症状がある場合は皮膚科へ相談しましょう。